美しい写真が撮れているのでここに残しておきます。
手の加減がいかにも良い。
ある部分がなおさら輝いているのが楽しくて仕方ありません。
他人には汚れている様に見えても、それが僕には歩んだ証。
手前に奥にへと、いつもそんな部分を探している気がします。
思っている被写体にピントが合い、ぼやっと片隅に映り込んだ時はたまらなく嬉しくなる。
「型絵染教室・型彫り〜紗張り〜糊置き」
*芹沢銈介作「春夏秋冬」模写 生徒作
冬が去り、春がくる。
毎年訪れてくれる自然のサイクル。
しかし全く同じ年などなく、漁獲が良い年、麦が豊潤な年、暖冬、寒夏、様々である。
その中で人間に実りという豊かさを与え、月日を与えてくれる。
汚れもまた、年月の、自らの積み重ねである。
春の訪れと共に、ようやく染めやすい季節が到来致します。
今から腕を、カメラを磨いておこうと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿