2015年6月14日日曜日

麻紅型半巾帯




憧れの染物、紅型。

照り付ける陽射し。空の青。マリンブルー。

力強い色彩の花々たち。

そんな沖縄の風景を写したかの様な極彩色。

豊かな自然に負けない色彩の強さ。

何年経っても色褪せない顔料の強みと、不透明の奥深さが最大限に活きる。


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前ポイントとタレの部分にのみ染められた紅型の半巾帯が入荷しました。

いわゆるポイント柄。

僕の憶測では、染物屋の風景が染められていると思います。

昔ながらの茅葺(かやぶき)屋根の家に芭蕉が伸びやかに立ち上り、染められた布が伸子を張られて天日を浴びている。

タレ部分にもそれらしい図案が染められています。

手軽に購入出来る紅型の作品。

それを作る意味合いは、果てなく重要であり、素晴らしい事だと感じます。

そんな沖縄の風を是非とも感じてみて下さいませ。






作 知念初子(知念びんがた研究所)

紅型三宗家のひとつである知念家で、知念貞男氏と共に長年紅型に従事。

紅型の技法と琉球の色彩にこだわりつつ、女性らしい感性で研究を重ね新たな試みとして本場琉球紅型のゆかた帯を染めました。

沖縄で染められたものだけが持つ発色が夏に栄えるこだわりの逸品です。








2015年5月31日日曜日

初夏の風物詩




毎年、商店街に訪れてくれる初夏の風物詩。

ツバメ。

あだちの斜め前にある美容室には、例にもれず、今年もツバメが巣を作っている。

ツバメが巣を作る商店の店主は、糞の対策のためにダンボールを敷き、外敵からツバメの子を守れるように独自の工夫をしている。

手間は掛かるがそれでも、毎年帰って来てくれる事が何よりだと各商店の店主たちは語る。

一番の外敵はカラスである。

やはり厳しい自然界。

生まれた全ての子供たちが無事に巣立つ事は非常に稀である。

それでも日に日に成長していく子供達。

ここ最近では、車の通らない時間帯や人通りの少ない時間帯を見計らって、商店街の通りで飛ぶ練習をしている。

六月を迎えれば、いつ旅立ってもおかしくはない。















今年がその稀な年である事を嬉しく思います。



平成二十七年五月三十一日 撮影