2014年11月26日水曜日

DAIKOブランド




寂しいね。

バス釣り雑誌を賑わしていた時代が懐かしい。

表紙をめくればその名を目にし、進めば同じく、終わりもその名が刻まれていた。

憧れの的であるソレには手を出せない、少年たちの強い味方であったと記憶している。

現に、野池で目にする小・中・高校生たちの手元にはそのブランド名が多く刻まれていた。


「DAIKO」


リーズナブルな価格でより良いものを打ち出せる。

それが自社ブランクスの強みであろう。

上位機種は言うに及ばず。


株式会社倒産に伴い、退社したスタッフたちが立ち上げたメーカー。

同じ方針を貫くのが現メージャークラフトだ。

やはり多くの誌面でその名を目にする。企業戦略。

そちらはうまく看板アングラーが根付いているので安心だろうか。

事業展開が広まっているようにもうつるが、元来ロッドメーカーである所以だけは大切にしてほしい。


いずれにせよ、国内の老舗ロッドメーカーがなくなるのは本当に悲しいことだ。

二本、ダイコーのロッドを所有していたが、現在は手放して手元にない。

唯一あるエバーグリーン社のコンバットスティックは大事に飾っておくとしよう。


少年時代に通った野池の匂いを思い出す。










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